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ドツグフードだけじゃ野菜不足?

最近は、ニンジン入り、カボチャ入りなど野菜の入ったドッグフードも市販されていますが、本来の犬は肉食動物です。
ところで「肉食動物っとて、タンパク質ばかり摂ってビタミンやミネラルはいらないの?」と不思議に思いませんか?
じつは野生動物が狩りをする場合は、捕らえた草食動物の内臓まで食べてしまいます。餌となったウサギやシカの胃の中に消化されずに残っていた草まで食べてしまうので、栄養のバランスもとれているのです。
鶏肉や牛肉などをおもな材料にした現代のドッグフードには、わざわざ緑黄色野菜がミックスされています。栄養のバランスがとれたドッグフードを餌にしているのに、散歩の途中で犬が道端の草を食べることがあります。
「やっぱりドッグフードだけでは野菜不足なの?」と心配になるでしょう。
でも、この場合は野菜不足ではないでしょう。飼育書にあるように野菜を調理してフードに混ぜたりする必要は、まだありません。犬は、草を食べたあとしばらくして、草の繊維の交じった泡状の液を吐いたりするはずです。
吐かなくても、翌日の便に草が交じることもあります。
これは自分で胃の調子が悪いと感じた犬が、草を食べてすっきりさせようとしたのです。人間が、胃がもたれて胃腸薬を飲もうとするのに似ています。よく見ていると、犬が食べる草は先の尖った細い葉に特徴のあるイネ科の植物に限られています。
犬は、どんな草が体調を取り戻すのに役立つかわかっていて選んで食べるようです。
とはいえ、よその犬がオシッコをかけた草だったり、除草剤がまかれた公園の草などを食べさせるのが心配でしつけをしたいのであれば、市販のネコ用の草を食べさせてもいいでしょう。