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眠つているとき声を出していたけど

眠っている犬がときに小さな捻り声を、喉の奥から絞り出すようにもらしていることがあります。
もし犬に添い寝を許している飼い主なら、「ウォン」「ウワオ」という寝言を聞いたことがあるのではないでしょうか。こんなときの犬は、観察していると、鼻先や口唇をピクピクさせていたり、前肢で何かを引っかくようなしぐさを見せることがあります。
もっとよく見ると、閉じたまぶたの下で眼球が動いているのを見つけられるかもしれません。
これらは、犬が夢を見ているときのしぐさです。人間同様に犬も夢を見ることが、最近の研究でほぼ確実といわれるようになっています。
睡眠中の犬の脳波は、人間の脳波と同じような変化を見せるのだそうです。
人間は、眠りにつくとノンレム睡眠とレム睡眠という深い眠りと浅い眠りを繰り返すことが、脳波の動きからわかっています。
ノンレム睡眠のときはゆるやかな脳波が現われ大脳が休止状態、レム睡眠のときは小刻みな脳波で脳は目覚めているときと同じ状態になっています。
このレム睡眠のとき眼球が激しく動いていて、人間は夢を見ます。犬もおそらく同じで、捻っているのはケンカをしようと構えている状態かもしれません。
前肢が動いているのは、ネコを追いかけて駆けているつもりでしょうか。
口唇が動いているのは、きっとオヤツをたっぷりもらった夢でしょう。飼い主は想像するしかありませんが、「うなされているのでは」と恐れたり、けいれんと間違えて慌てて犬を起こす必要はありません。
犬は一日のうち半分くらいを寝て過ごしますが、成犬ではそのうち一割くらいがレム睡眠だといわれています。

短い夢のひととき、見守ってあげればいいのです。