犬のお散歩デビューのイロハ
*まずは窓から外をながめさせて慣れさせて
外は子犬にとって未知の世界です。犬なら散歩が好きなはず、外の世界のルールを教えようとばかりにいきなり連れ出しては、怖がってしまう子犬もいます。}度怖がらせてしまうと、その恐怖心を取り除くのはなかなか難しいのです。
そこで、まずは窓を通して外をながめることから始めましょう。だっこして優しく語りかけながら外を見せ、家の外も楽しいんだよというイメージを持たせます。子犬が落ち着いていられたら、窓を開けて風を入れたり、屋外の音を聞かせます。飼い主にとっても子犬とのお散歩は何よりの楽しみです。一日でも早く出かけたいところですが、急がずゆつくり始めましょう。
*いよいよおでかけでもまだ歩かせてはいけません
さあ、いよいよ外におでかけです。でも、抵抗力の弱い子犬にとって、外の世界は危ないことがいっぱい。予防接種が完了するまでは、歩かせるのはおあずけです。だっこをするか、楽な姿勢をとれるバッグに入れて顔を出させ、地面におろさないで家の近所を散歩しましょう。
こうすれば病気に感染する危険性を避けることができますし、ちょつと目を離したすきに、何かわからないものを拾い食いしてしまったなどという事態も防げます。だっこして散歩していると、犬好きの人が「かわいいですね」と声をかけてくるかもしれません。子犬に外は楽しいところだよと教えながら、飼い主も散歩を楽しんでください。
*怖がるようなら、家が見えるところを散歩
外を怖がって、散歩に出かけるのを嫌がる子犬もいます。けれども、叱ったりリードを無理に引っ張ったりしては逆効果です。まずはだっこで連れ出し、家のすぐ近く、家が見えるところで地面におろすことから始めてください。
犬は、家に帰りたい一心でトコトコ歩くでしょう。帰りついたら褒めてやり、少しずつ遠いところでおろすようにします。そのうちに、外は怖いところではない、歩くのは楽しいことだとわかります。
やがては出かけるときから自分で歩きたがるようになります。散歩が大好きになりもっと歩くと駄々をこねて飼い主を困らせるのも、もうすぐでしょう。
*夏は纏さ、冬は室内と外の温度差に気をつけます
夏は、暑い日中の散歩は避けましょう。犬は暑さに弱い動物なのです。アスファルトの照り返しは、犬には大きな負担になります。でかけるのは朝夕の涼しい時間帯にしてください。
冬は、室内外の温度差に注意します。とくに、子犬や高齢犬、被毛の薄い犬は屋外に出しっぱなしにしてはいけませんし、暖かい部屋から散歩に行くときも、急には出ないようにします。また、積雪のある地方では、融雪のため道路に塩類をまくことがあります。知らずに何もせずにいると、犬の足の裏が乾燥し、ひび割れの原因になりますから、散歩から帰ったらぬるま湯で足を洗うようにします。


